約2ヶ月ぶりに午前の組を覘いてみました。
その後の制作状況をご紹介しましょう。
その後の制作状況をご紹介しましょう。
先ず栗永さんの「勢至菩薩さま」です。
現在彫っている作品でなんと4体目だそうです。納得のいくまで彫り続ける姿には頭が下がります。
現在彫っている作品でなんと4体目だそうです。納得のいくまで彫り続ける姿には頭が下がります。
中西さんは笙笛を持った「徳蔵菩薩さま」です。笙笛は雅楽で見かける笛です。
金子さんは排簫(はいしょう)を持った菩薩さまです。
金子さんの制作姿勢はじっくりと彫り進めていくタイプで、佳境に入ってきた観があります。
金子さんの制作姿勢はじっくりと彫り進めていくタイプで、佳境に入ってきた観があります。
細川さんは磬(けい)を打ち鳴らす「華厳王菩薩さま」です。
磬とは、古代中国の楽器が仏教に採り入れられた銅版製の楽器です。
現在本体の制作を進めながら、継ぎ手と磬を制作中です。
磬とは、古代中国の楽器が仏教に採り入れられた銅版製の楽器です。
現在本体の制作を進めながら、継ぎ手と磬を制作中です。
師範代の藤沢さんは、白衣観音を制作されていました。
衣文の表現はもちろん、身体に纏った衣を理解するための研究をされていました。
衣文の表現はもちろん、身体に纏った衣を理解するための研究をされていました。
師曰く、「藤沢さん、そろそろ本番の1尺5寸の観音さんにかかってみたら?」
今私たちが彫っている菩薩の1.5倍の大きさで、先達が先ず手本を見せてくれれば、私たちの意欲を
一層掻き立てることにつながります。
平成24年の企画展まで、残すところまる3年となりました。
今私たちが彫っている菩薩の1.5倍の大きさで、先達が先ず手本を見せてくれれば、私たちの意欲を
一層掻き立てることにつながります。
平成24年の企画展まで、残すところまる3年となりました。