9月13日(日)隅照会の午前の組の制作状況をレポ-トするため久し振りに覘いてみました。
懐かしい先輩方に御目にかかれたこと、また皆さんの25菩薩の制作に取り組む姿勢に啓発されることが
多々あり、充実した時間を過ごすことが出来ました。
懐かしい先輩方に御目にかかれたこと、また皆さんの25菩薩の制作に取り組む姿勢に啓発されることが
多々あり、充実した時間を過ごすことが出来ました。
では早速ご紹介してまいりましょう。
仏師凡海先生の師範代である藤沢さんが現在取り組んでいるのは、横笛を吹く「宝蔵菩薩」さまです。
笛を持つ左腕の表現を課題に、試作的に彫られているところでした。
藤沢さんの本来の担当は、阿弥陀さまの脇時である「観音菩薩」さまですが、もう既にほとんど完成しているので、新たな課題を設定して「宝蔵菩薩」さまに挑戦されているのです。
驚いたことに、インタ-ネットやテレビの映像を参考に、笛を持つ指をリアリティ-表現しようと努力されていました。小さなことですが、笛の穴を押さえる指を表現することによって、「宝蔵菩薩」さまの存在感が増すはずです。さすが師範代です。絶えず自分の”技”の幅を広めようとする姿勢に、頭が下がります。
仏師凡海先生の師範代である藤沢さんが現在取り組んでいるのは、横笛を吹く「宝蔵菩薩」さまです。
笛を持つ左腕の表現を課題に、試作的に彫られているところでした。
藤沢さんの本来の担当は、阿弥陀さまの脇時である「観音菩薩」さまですが、もう既にほとんど完成しているので、新たな課題を設定して「宝蔵菩薩」さまに挑戦されているのです。
驚いたことに、インタ-ネットやテレビの映像を参考に、笛を持つ指をリアリティ-表現しようと努力されていました。小さなことですが、笛の穴を押さえる指を表現することによって、「宝蔵菩薩」さまの存在感が増すはずです。さすが師範代です。絶えず自分の”技”の幅を広めようとする姿勢に、頭が下がります。
栗永さんが取り組んでいるのは、阿弥陀さまの脇時「大勢至菩薩」さまです。
腰を折り、膝を曲げて前屈みで合掌する姿は、一般の菩薩立像とは違った体の表現が要求されるので難しい作品の一つであると思われます。
ここまで試作品を彫り上げて、幾つかの課題が判ってきたと仰っていました。
腰を折り、膝を曲げて前屈みで合掌する姿は、一般の菩薩立像とは違った体の表現が要求されるので難しい作品の一つであると思われます。
ここまで試作品を彫り上げて、幾つかの課題が判ってきたと仰っていました。
8月25日のブログで報告しました金子さんの排簫(はいしょう)を持った菩薩さまが、一段と姿を整えていました。天衣の流れを確認・下書きしてこれから徐々に表現に入っていきます。
今田さんが担当しているのは、鉦鼓を打つ「日照王菩薩」さまです。この菩薩さまは、智慧の光をもって衆生の明暗を照らしだして、仏道に励むよう導く菩薩さまだそうです。
親友の国方さんも傍らで、凡海先生の直しを見守っていました。
親友の国方さんも傍らで、凡海先生の直しを見守っていました。